てくてく歩記
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/
GWは尾瀬でぶらついていると思う。
カズ
2010-05-03T22:29:54+09:00
ja
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谷川岳旧道 沢巡りハイク
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2010-05-08
画像容量が満杯のため、このブログはパート2に移動しました。今後はこちらの更新はありません。よろしくお願いいたします。移動先 http://finswild.blog.so-net.ne.jp/2010.5.3(月)マチガ沢大好きなブナの新緑にはちょっと早かったですが春の訪れをあちこちで見ることができました。イワナシ一ノ倉沢出合より白毛門方面イワウチワキクザキイチゲ一ノ倉沢全景(クリックで拡大します)幽ノ沢幽ノ沢の先は旧道もずっと雪の斜面になっていました。ここからはアイゼンとピッケルが無いとまずいですね。湯桧曽川と清水峠http://finswild.blog.so-net.ne.jp/画像が満タンになりましたのでこちらに移動します。よろしくお願いいたします。
谷川岳
カズ
2010-05-03T22:29:54+09:00
画像容量が満杯のため、このブログはパート2に移動しました。今後はこちらの更新はありません。よろしくお願いいたします。
移動先
http://finswild.blog.so-net.ne.jp/
2010.5.3(月)
マチガ沢
大好きなブナの新緑にはちょっと早かったですが春の訪れをあちこちで見ることができました。
イワナシ
一ノ倉沢
出合より白毛門方面
イワウチワ
キクザキイチゲ
一ノ倉沢全景
(クリックで拡大します)
幽ノ沢
幽ノ沢の先は旧道もずっと雪の斜面になっていました。ここからはアイゼンとピッケルが無いとまずいですね。
湯桧曽川と清水峠
http://finswild.blog.so-net.ne.jp/
画像が満タンになりましたのでこちらに移動します。よろしくお願いいたします。
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もうちょっとだけ雪恋し
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2010-04-04
稜線は風がとても強くて、アイゼンの爪が刺さらないくらい凍っている箇所もありました。トマオキの鞍部のところの雪庇(クリックで拡大します)左がオキノ耳、右がトマノ耳左の突起物みたいなのが下の写真です。谷川連峰主稜線(オジカ沢ノ頭~万太郎山~仙ノ倉山~平標山)クリックで拡大します
谷川岳
カズ
2010-03-28T17:39:37+09:00
稜線は風がとても強くて、アイゼンの爪が刺さらないくらい凍っている箇所もありました。
トマオキの鞍部のところの雪庇
(クリックで拡大します)
左がオキノ耳、右がトマノ耳
左の突起物みたいなのが下の写真です。
谷川連峰主稜線(オジカ沢ノ頭~万太郎山~仙ノ倉山~平標山)
クリックで拡大します
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ブナの森を行く
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2010-03-24
たんばらにブナの森を訪れました。3連休はどうも風が吹いて荒れると言うのを天気予報が何度も言ってくれており、登山予定の人はそれに結構びびっていたんじゃないでしょうか。私もその一人で土曜日ゆっくり起きました。でもカーテンを開けたら天気がとてもいい。ちっ!出かけないのは勿体無いけど今から高速は(渋滞確実で)使いたくなかったので近場へ、雪も踏みたかったのでじゃあここでと出かけました。スキー場の駐車場は1000円かかってしまうので、そのゲートすぐ右の道をペンション村のほうに入っていくと鹿俣山の登山口のところに駐車スペースがあります。ブナの森がとても美しくて、たぶん関東エリアでは谷川岳周辺とともに最もきれいな森の一つかもしれません。森というのはいつ行ってもいいんだよなあ。歩くだけでもエネルギーをもらえる感じだ。四季折々でいろいろな表情に出会うことができます。私の中のお気に入りの森はいくつかありますが、ここにも季節を変えて出かけます。ブナ独特の木肌っていうんですかね、地衣類(ちいるい)っていう菌と藻が模様をつけてくれてそれを見ているだけで楽しいな。どっしりしたブナは水をたくさん蓄えている。自然に感謝!ハグしたくなりますね。雪の上の動物の足跡。これは何でしょう。武尊山の周辺は爪の鋭いのがいますからね。それだけ自然に恵まれている山域なのでしょう。谷川も目の前に見えていましたがさすがに春近しという感じで薄ぼんやりしていました。(クリックで拡大します)やっぱり最高だねぇ。遠くから見たところの印象では今年も雪が少ない気がしました。このブログですが写真のアップ容量がまもなくフルになってしまい利用ができなくなってしまいそうです。年度末ということもありキリがちょうどいいかなと思いまして、この回を持ってリセットしようと思います。どうするかは考え中です。ソネブロはメッセージ機能がなくなったのは残念だなあ。22日は北八ヶ岳にハイキングに行きましたがお天気最高でした。どこかで記事にできればいいけれど。穂高と槍ヶ岳
風景
カズ
2010-03-20T00:30:47+09:00
たんばらにブナの森を訪れました。
3連休はどうも風が吹いて荒れると言うのを天気予報が何度も言ってくれており、登山予定の人はそれに結構びびっていたんじゃないでしょうか。私もその一人で土曜日ゆっくり起きました。でもカーテンを開けたら天気がとてもいい。ちっ!
出かけないのは勿体無いけど今から高速は(渋滞確実で)使いたくなかったので近場へ、雪も踏みたかったのでじゃあここでと出かけました。
スキー場の駐車場は1000円かかってしまうので、そのゲートすぐ右の道をペンション村のほうに入っていくと鹿俣山の登山口のところに駐車スペースがあります。
ブナの森がとても美しくて、たぶん関東エリアでは谷川岳周辺とともに最もきれいな森の一つかもしれません。
森というのはいつ行ってもいいんだよなあ。歩くだけでもエネルギーをもらえる感じだ。
四季折々でいろいろな表情に出会うことができます。私の中のお気に入りの森はいくつかありますが、ここにも季節を変えて出かけます。
ブナ独特の木肌っていうんですかね、地衣類(ちいるい)っていう菌と藻が模様をつけてくれてそれを見ているだけで楽しいな。
どっしりしたブナは水をたくさん蓄えている。自然に感謝!ハグしたくなりますね。
雪の上の動物の足跡。これは何でしょう。
武尊山の周辺は爪の鋭いのがいますからね。それだけ自然に恵まれている山域なのでしょう。
谷川も目の前に見えていましたがさすがに春近しという感じで薄ぼんやりしていました。
(クリックで拡大します)
やっぱり最高だねぇ。遠くから見たところの印象では今年も雪が少ない気がしました。
このブログですが写真のアップ容量がまもなくフルになってしまい利用ができなくなってしまいそうです。
年度末ということもありキリがちょうどいいかなと思いまして、この回を持ってリセットしようと思います。
どうするかは考え中です。ソネブロはメッセージ機能がなくなったのは残念だなあ。
22日は北八ヶ岳にハイキングに行きましたがお天気最高でした。
どこかで記事にできればいいけれど。
穂高と槍ヶ岳
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白い峰峯
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2010-03-20
土樽側から万太郎山を見上げる(谷川連峰の真ん中の山)。いやぁ、吾策新道は下りも登りもどうみてもきつそうだ。(クリックで拡大します)雪が解けたら暑い季節が来る前に荷物を軽くして土樽から登ってみる?クマがいるので明け方に歩き始めるのはちょっと怖いですが…大障子ノ頭と万太郎山大障子ノ頭茂倉岳上越のマッターホルンこと大源太山が美しい
谷川岳
カズ
2010-03-14T22:55:18+09:00
土樽側から万太郎山を見上げる(谷川連峰の真ん中の山)。
いやぁ、吾策新道は下りも登りもどうみてもきつそうだ。
(クリックで拡大します)
雪が解けたら暑い季節が来る前に荷物を軽くして土樽から登ってみる?クマがいるので明け方に歩き始めるのはちょっと怖いですが…
大障子ノ頭と万太郎山
大障子ノ頭
茂倉岳
上越のマッターホルンこと大源太山が美しい
コシヒカリの本場です。田んぼはまだ2メートルくらいの厚さの雪に覆われていました。こういう寒いところの米はうまい。
新潟では田んぼで遭難する。。。わかるわそれ。。
越後駒ケ岳かっこいい
今年はタイミングが合えば登りたいですね。
弥彦の帰りに見えた越後三山は大迫力でした。
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山王峠
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2010-02-27
奥日光の山王峠にスノーハイキングに出かけました。光徳牧場普通は湯元温泉スタートの時計回りが一般的です。このコースはお気楽ハイキングと思っていると結構距離があり、雪の季節だと1周するとなかなかハードになってしまうので、最後はバスを利用するといいんじゃないかなあ。湯元からスタートなら切込刈込経由でぐるっと廻ってゴールの光徳からバスで湯元に戻る、逆廻りの光徳スタートならゴールの湯元からバスに乗って光徳に戻ると。前日に雪が降ったのだと思いますがトレース(足跡)がなくて樹林帯を迷いそうになりながらも、新雪をざくざく歩いてきました。雪は平均40センチくらい、吹き溜まりで70センチと行ったところでした。男体山しばらく登ると山王峠の直下に出ます。山王峠山王峠から眺めた於呂倶羅山(おろくら)山王林道のピークのところ。もう少し先に行こうと思いましたが風がとても強く、しかも右手の山王帽子山の傾斜の雪がどうみても雪崩そうな気がしたので安全第一を優先してやめました。帰りは林道を好きなように歩いて帰ってきました。あれは大真名子山かな。
奥日光
カズ
2010-02-14T20:50:51+09:00
光徳牧場
普通は湯元温泉スタートの時計回りが一般的です。
このコースはお気楽ハイキングと思っていると結構距離があり、雪の季節だと1周するとなかなかハードになってしまうので、最後はバスを利用するといいんじゃないかなあ。
湯元からスタートなら切込刈込経由でぐるっと廻ってゴールの光徳からバスで湯元に戻る、逆廻りの光徳スタートならゴールの湯元からバスに乗って光徳に戻ると。
前日に雪が降ったのだと思いますがトレース(足跡)がなくて樹林帯を迷いそうになりながらも、新雪をざくざく歩いてきました。
雪は平均40センチくらい、吹き溜まりで70センチと行ったところでした。
男体山
しばらく登ると山王峠の直下に出ます。
山王峠
山王峠から眺めた於呂倶羅山(おろくら)
山王林道のピークのところ。
もう少し先に行こうと思いましたが風がとても強く、しかも右手の山王帽子山の傾斜の雪がどうみても雪崩そうな気がしたので安全第一を優先してやめました。
帰りは林道を好きなように歩いて帰ってきました。あれは大真名子山かな。
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不動大滝(赤城山)
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2010-02-10
赤城山の懐に大きな滝があり、不動様が祀られています。梵天丸も かくありたい地球温暖化でここ数年はなかなか全面氷結にならないと地元のお父さんが話していました。こちら谷川岳表層雪崩というやつですねぇ。そこらじゅうで見ましたが雪崩は恐ろしいです。上にバックカントリーのスノボが入っていてそれが雪へのストレスになったのかはわかりませんが、弱層のパウダー新雪がバッサリと落ちています。相変わらず白いです。クリックで拡大します。
赤城山
カズ
2010-02-07T00:18:21+09:00
赤城山の懐に大きな滝があり、不動様が祀られています。
梵天丸も かくありたい
地球温暖化でここ数年はなかなか全面氷結にならないと地元のお父さんが話していました。
こちら谷川岳
表層雪崩というやつですねぇ。そこらじゅうで見ましたが雪崩は恐ろしいです。
上にバックカントリーのスノボが入っていてそれが雪へのストレスになったのかはわかりませんが、弱層のパウダー新雪がバッサリと落ちています。
相変わらず白いです。
クリックで拡大します。
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志津スノーハイクその2
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-12-22
男体山大真名子山シラビソ(マツ科モミ属)の森を歩いていきます。冬はほとんどの木が落葉しているので深い緑が新鮮です。自然のクリスマスツリーですね。大真名子山帰りに車で金精トンネルまで行ってみました。金精道路金精山男体山と湯ノ湖、戦場ヶ原
奥日光
カズ
2009-12-07T23:09:06+09:00
男体山
大真名子山
シラビソ(マツ科モミ属)の森を歩いていきます。
冬はほとんどの木が落葉しているので深い緑が新鮮です。自然のクリスマスツリーですね。
大真名子山
帰りに車で金精トンネルまで行ってみました。
金精道路
金精山
男体山と湯ノ湖、戦場ヶ原
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志津スノーハイク
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-12-07
http://www.sanbonmatsu.com/weather/雪山は本当に気をつけなければ。標高1400メートルの戦場ヶ原ですらマイナス10度になっています。ふっかふっかの新雪を歩きたかったので奥日光に出かけました。裏男体林道から太郎山ダケカンバに朝日が射していました志津に向かう途中に男体山の北面を志津に到着。宇都宮ナンバーの車が1台駐車してありました。車高が高くない車では雪が深くて無理ですね。大真名子山「志津乗越/志津峠」は白根山を除く奥日光オールスターズ(男体山、女峰山、大真名子山、太郎山)の中継地にあたります。奥日光の中でも戦場ヶ原周辺には雪がさほど無いですがこの辺の厳冬期は雪が多く、鹿が大雪に閉じ込められてしまい食べるものも無くて飢え死にという事が毎冬あります。志津から太郎山方面を。志津に来るにはこの道を登ってきます。志津避難小屋志津小屋より大真名子山裏男体山の裾野から太郎山を望む太郎山はとても秀麗な山です。この夏に登った時は登山途中の木にクマの爪痕が生々しく残っていてびびったのを思い出しました。http://aquaorange.blog.so-net.ne.jp/2009-08-17
奥日光
カズ
2009-12-06T00:15:32+09:00
http://www.sanbonmatsu.com/weather/
雪山は本当に気をつけなければ。標高1400メートルの戦場ヶ原ですらマイナス10度になっています。
ふっかふっかの新雪を歩きたかったので奥日光に出かけました。
裏男体林道から太郎山
ダケカンバに朝日が射していました
志津に向かう途中に男体山の北面を
志津に到着。宇都宮ナンバーの車が1台駐車してありました。車高が高くない車では雪が深くて無理ですね。
大真名子山
「志津乗越/志津峠」は白根山を除く奥日光オールスターズ(男体山、女峰山、大真名子山、太郎山)の中継地にあたります。
奥日光の中でも戦場ヶ原周辺には雪がさほど無いですがこの辺の厳冬期は雪が多く、鹿が大雪に閉じ込められてしまい食べるものも無くて飢え死にという事が毎冬あります。
志津から太郎山方面を。志津に来るにはこの道を登ってきます。
志津避難小屋
志津小屋より大真名子山
裏男体山の裾野から太郎山を望む
太郎山はとても秀麗な山です。この夏に登った時は登山途中の木にクマの爪痕が生々しく残っていてびびったのを思い出しました。
http://aquaorange.blog.so-net.ne.jp/2009-08-17
太郎山
太郎もかなりの急登の山ですが特に白くなっているところが崩壊しているガレ場(右上が【新薙】)です。あそこのトラバースで滑ったらまず止まらないですね。
同じく裏男体山裾野より大真名子山
この日はすごく天気のいい日だったので男体山に登頂できる大チャンスでしたがスパッツを忘れるという大失態をしてしまいました。途中で登山靴に雪が入って凍傷というのは避けたかったので志津周辺のハイキングにしました。でも私の実力ではスノーハイクくらいがちょうどいいですね。不安を抱えているのじゃ楽しめないし雪山は無理できないからなあ。
志津小屋内部はきれいになっていて利用者のマナーの良さに感心しました。定期的に管理や掃除をしている方もいるのでしょうね。ありがたいことです。
画像ファイルが満タンになりそうなのでブログ乗り換えするかも。
つづく
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初冬の尾瀬散策 その3
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-11-18
アヤメ平から富士見田代(1890m)まで下ってきました。この分岐から尾瀬ヶ原まで一気に長沢新道を下ります。樹林の中を約4キロの下りというのはこれは結構長いです。この辺からは森林に入るので太陽の光が届かず、雪がまだたくさん残っています。さすがに視界がないので心細くて熊鈴鳴らしっぱなし。こういう中途半端な雪でバリバリに凍っているところを4キロひたすら下るのはなかなか厳しい。ここだけ軽アイゼンを装着します。竜宮に下りる手前で私とは逆コースで登って来た前橋のお父さんと少しお話。「今日は軽いつもりで初めてここ登ったんだけどこの登りはなかなかだねぇ」と仰ってました。確かに一部はかなりの斜面です。しかも雪なのにアイゼン忘れたそうで。『今日は捻挫なんて絶対できないね。もう誰もここには入らないから。お互い気をつけて行きましょう!』と言って別れました。大丈夫だったかなあ。さらにズンズン下ってくるとやっと尾瀬ヶ原まで下りてきました。竜宮小屋と燧ケ岳、雪はありませんでした。日も陰ってしまいなんとも寂しい雰囲気が漂っています。こういう曇天だと写真も撮りようがないですね。至仏山池塘とヒツジグサこの季節ではだいぶ葉の数も減っていました。
尾瀬
カズ
2009-11-10T12:52:53+09:00
アヤメ平から富士見田代(1890m)まで下ってきました。
この分岐から尾瀬ヶ原まで一気に長沢新道を下ります。
樹林の中を約4キロの下りというのはこれは結構長いです。
この辺からは森林に入るので太陽の光が届かず、雪がまだたくさん残っています。さすがに視界がないので心細くて熊鈴鳴らしっぱなし。
こういう中途半端な雪でバリバリに凍っているところを4キロひたすら下るのはなかなか厳しい。
ここだけ軽アイゼンを装着します。
竜宮に下りる手前で私とは逆コースで登って来た前橋のお父さんと少しお話。
「今日は軽いつもりで初めてここ登ったんだけどこの登りはなかなかだねぇ」と仰ってました。確かに一部はかなりの斜面です。しかも雪なのにアイゼン忘れたそうで。
『今日は捻挫なんて絶対できないね。もう誰もここには入らないから。お互い気をつけて行きましょう!』と言って別れました。大丈夫だったかなあ。
さらにズンズン下ってくると
やっと尾瀬ヶ原まで下りてきました。竜宮小屋と燧ケ岳、雪はありませんでした。
日も陰ってしまいなんとも寂しい雰囲気が漂っています。
こういう曇天だと写真も撮りようがないですね。
至仏山
池塘とヒツジグサ
この季節ではだいぶ葉の数も減っていました。
木道用の木材がヘリで輸送されてきています。
湿原にどっさり置かれた木材の下の植物がかわいそうですが…
木道を支えている基礎部分ですね。私も含めて何万人というハイカーを支えているわけですからそれは痛みますよね。
小屋閉めの終わった山ノ鼻
それじゃあまた来年!
途中でボッカさんに会いました。今シーズン最後の仕事は小屋のゴミの持ち帰りだそうです。お疲れ様です。
鳩待峠に到着、車が数台駐車してあるだけ。
至る所でシーズンオフを感じる尾瀬でした。また来年ですね。よろしく!
尾瀬はハイキング、トレッキングを始めてみようかな?という方には最適だと思います。
水芭蕉やニッコウキスゲが特に有名ですが、季節を変えて何回か通ってみるといいと思いますよ。
尾瀬に咲く高山植物
http://www.welcome-to-oze.com/flower.html
尾瀬は花の季節に車両規制が敷かれます。都心方面からではマイカーで関越の「沼田IC」で下りて、一般道を走り「尾瀬戸倉」まで行くのが一般的です。そこに大型の駐車場があり(1日1台1000円)、その駐車場の横に乗り合いタクシー乗り場があります(片道一人900円)。乗り方は係りの人がスムーズに教えてくれます。
そうするとタクシーがハイカーを乗せて「鳩待峠」まで乗っけていってくれます。この鳩待峠が尾瀬の入り口で、ここから歩きます。
ハイカーは鳩待峠から尾瀬ヶ原(山ノ鼻)に1時間くらいかけてゆっくり下りていくのが一般的。大きな湿原がどこまでも広がっており、誰もがイメージする尾瀬がここです。ここを散策して1日過ごすのがごく普通のハイキング。
また鳩待峠は至仏山の登山口でもあり、さらに今回私が行ったアヤメ平への登山口でもあります。
最初は初夏の花の季節がおすすめですね。
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尾瀬アヤメ平 その2
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-11-12
おっしゃー!雄大な景色を噛みしめながら初冬のアヤメ平を行くのだ。尾瀬と言うとハイシーズンなら女性ハイカーも多くてとっても華やかなのだけれど今日(11/8)は人がいません。鳩待峠から至仏山に登る人たちが数名いたけれど、横田代の手前で写真を撮りに来ていたカメラマンの方と少しお話しただけでその後の数時間はどなたとも接触無し。たまにはこんな尾瀬もいいよなあ。アヤメ平の向こうには燧ケ岳(東北地方最高峰)日が昇り気温が上がってくると木道の霜も解けてしまいました。凍結した池塘の向こうに至仏山山の上にある湿原なのでここから見ると燧ケ岳も至仏山も下の半分がバッサリ切れて見えます。冬に備えて道標が外されています。背景は左から日光白根、足尾の山並み。左奥にうっすらと我らが赤城山(クリックで拡大)きのこさんにヤッホ~イ。武尊山は名脇役のような渋い山だ。かっこいい。巻機山~越後三山(八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳)平ヶ岳~景鶴山かなりゆっくり朝ご飯を食べていたのだけど誰も来ない。本当に静か。燧ケ岳でかいなー。左後ろは会津駒ケ岳です。アヤメ平を辞して富士見峠方面に下っていく。右は切れ落ちているから滑らないようにしないと。もう一度振り返ってアヤメ平この辺からはクマがやばいから鈴3つを自分でじゃらじゃら振って鳴らしっぱなしです。さらに声をかけながら行きます。「おはよう~。通らせてもらうよ~」雪の重みで倒れている笹がいきなりバサッ!と持ち上がってびっくり
尾瀬
カズ
2009-11-09T23:22:57+09:00
おっしゃー!
雄大な景色を噛みしめながら初冬のアヤメ平を行くのだ。
尾瀬と言うとハイシーズンなら女性ハイカーも多くてとっても華やかなのだけれど今日(11/8)は人がいません。
鳩待峠から至仏山に登る人たちが数名いたけれど、横田代の手前で写真を撮りに来ていたカメラマンの方と少しお話しただけでその後の数時間はどなたとも接触無し。たまにはこんな尾瀬もいいよなあ。
アヤメ平の向こうには燧ケ岳(東北地方最高峰)
日が昇り気温が上がってくると木道の霜も解けてしまいました。
凍結した池塘の向こうに至仏山
山の上にある湿原なのでここから見ると燧ケ岳も至仏山も下の半分がバッサリ切れて見えます。
冬に備えて道標が外されています。背景は左から日光白根、足尾の山並み。
左奥にうっすらと我らが赤城山(クリックで拡大)
きのこさんにヤッホ~イ。
武尊山は名脇役のような渋い山だ。かっこいい。
巻機山~越後三山(八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳)
平ヶ岳~景鶴山
かなりゆっくり朝ご飯を食べていたのだけど誰も来ない。
本当に静か。
燧ケ岳でかいなー。左後ろは会津駒ケ岳です。
アヤメ平を辞して富士見峠方面に下っていく。右は切れ落ちているから滑らないようにしないと。
もう一度振り返ってアヤメ平
この辺からはクマがやばいから鈴3つを自分でじゃらじゃら振って鳴らしっぱなしです。
さらに声をかけながら行きます。「おはよう~。通らせてもらうよ~」
雪の重みで倒れている笹がいきなりバサッ!と持ち上がってびっくり
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尾瀬ラストダンス―横田代とアヤメ平
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-11-09
シーズンオフに入る前日の11月8日(日)に尾瀬を訪れました。今年の尾瀬は11月9日(月)の朝10時を待って鳩待峠下の道路が完全封鎖、来年4月末までの半年間に渡りハイカーの入山が基本的にkeep outされます。11月2日夜には日本海側から寒気が入り雪も降り山は完全に冬に入りました。さて降雪から6日経って雪はどうだろう。横田代より至仏山のたおやかな山容を眺める。クラシック…。こんな感じが大好きだ。今日は尾瀬と面と向かって会話ができる感じだね。鳩待峠からゆるゆると登り、「雲上の楽園 アヤメ平」を経由してから尾瀬ヶ原(竜宮)に一気に下降して戻る一周18キロのハイキングです。各々の山小屋もすでに今シーズンの営業を終えており、人がいない静寂の尾瀬を満喫しました。木道は雪と霜でつるつるです。若干傾斜している湿原なので凍った木道を歩くには気を使います。淡い青なんだよなあ。雪のある朝の風景は淡いブルーのイメージ。山の上に広がっている湿原は開放感最高。苗場山山頂の小さめバージョンみたい?http://aquaorange.blog.so-net.ne.jp/2009-09-28(9月末の苗場山)(クリックで拡大)湿原には木が無いので太陽が直接当たることもあり2日夜の雪が解けるのも早かったようです。だけどこれからは毎日毎日気温が低い日が続くし雪も断続的に降るからまもなくここは白い絨毯の下に埋まるのでしょう。横田代気温はマイナス4度くらいでしたが太陽があったのと風が無かったので思ったよりもあったかかったですね。太陽は偉大です。厳しい冬を見据えている至仏山も今日はなんとなく微笑んでいるようでした。(もちろんこれは木道から下りているわけじゃなく木道の横に出た撮影スペースからです)さらにゆるゆる登ります。つづく
尾瀬
カズ
2009-11-08T00:00:00+09:00
シーズンオフに入る前日の11月8日(日)に尾瀬を訪れました。
今年の尾瀬は11月9日(月)の朝10時を待って鳩待峠下の道路が完全封鎖、来年4月末までの半年間に渡りハイカーの入山が基本的にkeep outされます。
11月2日夜には日本海側から寒気が入り雪も降り山は完全に冬に入りました。さて降雪から6日経って雪はどうだろう。
横田代より至仏山のたおやかな山容を眺める。クラシック…。
こんな感じが大好きだ。今日は尾瀬と面と向かって会話ができる感じだね。
鳩待峠からゆるゆると登り、「雲上の楽園 アヤメ平」を経由してから尾瀬ヶ原(竜宮)に一気に下降して戻る一周18キロのハイキングです。
各々の山小屋もすでに今シーズンの営業を終えており、人がいない静寂の尾瀬を満喫しました。
木道は雪と霜でつるつるです。
若干傾斜している湿原なので凍った木道を歩くには気を使います。
淡い青なんだよなあ。
雪のある朝の風景は淡いブルーのイメージ。
山の上に広がっている湿原は開放感最高。苗場山山頂の小さめバージョンみたい?
http://aquaorange.blog.so-net.ne.jp/2009-09-28
(9月末の苗場山)
(クリックで拡大)
湿原には木が無いので太陽が直接当たることもあり2日夜の雪が解けるのも早かったようです。
だけどこれからは毎日毎日気温が低い日が続くし雪も断続的に降るからまもなくここは白い絨毯の下に埋まるのでしょう。
横田代
気温はマイナス4度くらいでしたが太陽があったのと風が無かったので思ったよりもあったかかったですね。太陽は偉大です。
厳しい冬を見据えている至仏山も今日はなんとなく微笑んでいるようでした。
(もちろんこれは木道から下りているわけじゃなく木道の横に出た撮影スペースからです)
さらにゆるゆる登ります。
つづく
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霧降の滝
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-10-29
霧降(きりふり)ノ滝霧降は白い滝のまわりに赤が多かったのできれいでした。でもここは誰でも行けるところなので、ハイカーとしたら面白味はあまりないかも。歩くのが目的ならここからもう少し上流の隠れ三滝まで繋げたほうが楽しめると思います。でも三滝は薄暗い沢沿いを行くコースなので人も少なく意外とアップダウンもあるので、あまり歩きに慣れていない方にはおすすめはできません。霧降の滝だけなら大丈夫です。
奥日光
カズ
2009-10-28T17:13:43+09:00
霧降(きりふり)ノ滝
霧降は白い滝のまわりに赤が多かったのできれいでした。
でもここは誰でも行けるところなので、ハイカーとしたら面白味はあまりないかも。歩くのが目的ならここからもう少し上流の隠れ三滝まで繋げたほうが楽しめると思います。
でも三滝は薄暗い沢沿いを行くコースなので人も少なく意外とアップダウンもあるので、あまり歩きに慣れていない方にはおすすめはできません。
霧降の滝だけなら大丈夫です。
霧降は二段の滝です。
日光にはたくさんの滝がありますがこれもとても美しい滝です。
山のレストラン
霧降の滝の入り口にあるお洒落な佇まいのお店。
ブナに囲まれていてとても雰囲気がいい。
ここのケーキをお土産で頂いた事がありますがなかなか美味しかったです。
カラマツの黄葉
霧降高原の上部はすでに紅葉は終わっていて、紅葉シーズンの最後を告げるカラマツが輝いていたくらいでした。
霧降高原、ニッコウキスゲで有名なところですね。
あの山並みは女峰山への縦走路の一つでもあります。
大笹牧場に虹が出ました。
ところで岳人11月号(2009年)にかなりいい特集が組んでありましたね。山に登る人なら常識の確認としても最初の50ページは読んでおいて損はないように思いました。なるほどねと蛍光ペンで線を引いた箇所も結構ありました。
でもやっぱり基本中の基本は体力です。いくら高いお金を出して高性能の装備を整えようと、基礎体力が無ければ意味がなくなりますね。ふだんのトレーニングなんだろうなあ。
疲れてくると人間と言うのは脳機能が著しく低下して考えるということをやめます。惰性で動く事が多くなる。疲れると何もかもが面倒になってくるのです。
せっかく装備を携帯しているのにそれを使わないということが出てくる。ザックをいちいち下ろしてから防寒着を着る作業、用具を取り出して装着する作業、そういうことがなんとなく面倒くさいのです。だから持っているのに使わない。危険に対して甘くなる。コース取りも面倒くさくて近道を行ったりする。遠回りの橋を使わずに直接沢を渡ったり。
そして、遭難する。『なんでこんなところ(簡単な場所)で遭難???』と第三者が言う場合のほとんどはそのケースじゃないでしょうか。
疲れない体を持つことが最も大事ですね。疲れてなんとなく面倒くさくなってきたなと感じたら要注意。事故が起こる一歩手前だと思ったほうがいいです。ちょっと立ち止まって休んで何か食べるべきだし、頭で客観的に考えて、テンポを置いてから行動に移しましょうね。
ザックに装備を持っているのに使わずに遭難というのはとても恥ずかしい事。私もそんな経験があって、残雪を軽く見てアイゼンをつけずに滑落した事があります。今思い出しても恥ずかしいです。滑落だけで済みましたが落ち場所が悪かったら死んでいたなと今でも思っています。
疲労して頭で考えなくなってだらだら歩きだしたらこれは危ない。
特に帰り道の下り、あと少しでゴールだと気が緩んだ時は。
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奥日光で晩秋ハイキング
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-10-29-1
この日の小田代ヶ原は朝霧も無くて空気も晩秋らしくないぼんやりしたような朝。シャキーン!という感じは全然しませんでした。のんびりハイキング開始。赤沼~小田代ヶ原~泉門池(朝食)~湯滝~湯元―(東武バス)―光徳入り口~北戦場~泉門池(昼食)~戦場ヶ原~赤沼小田代のカラマツ黄葉は終盤に入っていて、風に吹かれてパラパラと葉を散らしています。木道には落葉したカラマツがいっぱい。踏む感触が雪みたいだ。泉門池でまったり。晩秋の日差しはやわらかい。ここで朝ご飯です。湯川沿いをのんびりと歩いていきます。轟々と音が聞こえてくると湯滝に到着。湯滝横の階段をよっこらせと登ると湯ノ湖です。湯ノ湖畔の紅葉は終わりでしたがここのカラマツは素晴らしかったです。
奥日光
カズ
2009-10-27T21:40:01+09:00
この日の小田代ヶ原は朝霧も無くて空気も晩秋らしくないぼんやりしたような朝。シャキーン!という感じは全然しませんでした。
のんびりハイキング開始。
赤沼~小田代ヶ原~泉門池(朝食)~湯滝~湯元―(東武バス)―光徳入り口~北戦場~泉門池(昼食)~戦場ヶ原~赤沼
小田代のカラマツ黄葉は終盤に入っていて、風に吹かれてパラパラと葉を散らしています。
木道には落葉したカラマツがいっぱい。踏む感触が雪みたいだ。
泉門池でまったり。晩秋の日差しはやわらかい。
ここで朝ご飯です。
湯川沿いをのんびりと歩いていきます。
轟々と音が聞こえてくると湯滝に到着。
湯滝横の階段をよっこらせと登ると
湯ノ湖です。
湯ノ湖畔の紅葉は終わりでしたがここのカラマツは素晴らしかったです。
湖畔を歩いていくと硫黄の匂いが強くなってきます。
湯元温泉
日帰り入浴できる温泉もいろいろありますね。
湖畔を歩く
イロハモミジ
温泉街をゆっくり歩きながらバス停へ
湯元からバスで赤沼まで帰ろうと思っていましたが、途中の光徳入り口バス停で下車して北戦場から戦場ヶ原経由で赤沼に歩いて戻る事にします。
湯元の無料駐車場
この右のほうに湯元始発のバス停留所があります。湯元温泉から赤沼までだと確か410円だったかな?光徳入口までだと300円。
バスを降りて戦場ヶ原に入って行きます。
北戦場
すっかり葉を落としているシラカンバ林
以下、戦場ヶ原
赤沼駐車場
お疲れ様でした。
いろは坂を下りて、日光駅の北側にある霧降方面へ…
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秋の社山から半月山 その2
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-10-16
隅々まで歩いてみて奥日光の森というのは関東では最も美しいと思っています。奥日光はやっぱり品がいい。派手な紅葉なら那須でしょうが、日光は森の深さを感じる。(クリックで拡大します)社山から半月山にプチ縦走します。歌ヶ浜駐車場(立木観音)~中禅寺湖南岸~阿世潟分岐~阿世潟峠~社山~阿世潟峠~半月峠~半月山展望台~半月山~茶の木平~歌ヶ浜
奥日光
カズ
2009-10-12T18:02:17+09:00
隅々まで歩いてみて奥日光の森というのは関東では最も美しいと思っています。
奥日光はやっぱり品がいい。派手な紅葉なら那須でしょうが、日光は森の深さを感じる。
(クリックで拡大します)
社山から半月山にプチ縦走します。
歌ヶ浜駐車場(立木観音)~中禅寺湖南岸~阿世潟分岐~阿世潟峠~社山~阿世潟峠~半月峠~半月山展望台~半月山~茶の木平~歌ヶ浜
尾根を行きながら湖を眼下に眺められるのもここのいいところかな。
半月山展望台より八丁出島
八丁出島は奥日光の紅葉といえば必ず登場するスポット
同じく半月山より足尾側の赤倉山の色づき
男体山
中禅寺湖周辺の見頃は今週末でしょうね。
ぜひご参考に。
日光に紅葉狩りに行くには朝のうちにいろは坂を通過(できれば7時前)、お昼過ぎにはいろは坂を降りるというのが基本です。
http://nikkonsm-akanuma.blog.ocn.ne.jp/
http://nikkonsm-akanuma.blog.ocn.ne.jp/photos/_09kouyou/index.html
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奥日光の紅葉 社山~半月山ハイキング その1
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-10-13
満天の星空の下、3時半より行動を開始した。もちろん歩いている人は誰もいないし、森の中にはまったく明かりが無い。ヘッドランプの照らす明かりの先だけしか見えない。夜中の登山は西黒尾根前半の樹林帯で鍛えているのでそれはいいのだけれど、秋のこの時期は怖いのはやはり冬眠前のクマとのばったり鉢合わせ。一昨年私は社山のお隣の黒檜岳でクマに遭遇しています(日光全体では5回ほど)。特に中禅寺湖南岸はミズナラやブナなどのドングリをつける木が多いのと、湖畔なので明け方に野生動物が集まってくる。シカやキツネならいいけれど、クマだけは…。日光と足尾はつながっているから広大な地域なので、谷川岳みたいに尾根筋をピンポイントで注意することができない。大きな空間を行く感じになるのでどこにいても不思議じゃないという怖い状況。熊鈴3つ、携帯ラジオは最大ボリューム、ホイッスル、自ら大声を出す、などできることをやりながら進むしかなかった。ちょっと通らせてもらいますがどうか出てこないでねと。だけど中禅寺湖の波の音で全てが掻き消されていた気がするので効果があったのかはよくわからない。社山の稜線に出てももちろんまだ真っ暗で、樹林を抜けたら風が物凄い。顔に冷たいものがあたるので何かなと思ったら雪、これは風花が白根から飛んできていたらしかった。どうりで寒いはずだ。目的箇所に早く到着しすぎてしまったが寒くて寒くてどうしようもないので、防寒具は全部着て、風除けになりそうなところでツエルトを被って日の出を待っていた。だけど暗闇の中で待つと言う作業がまたえらい長く感じられ怖かった。やっと夜が明けた。ショーの始まりだ。徐々に明るくなってくると、今まで何も見えなかった周りの状況がだんだんわかってきた。奥日光の秋だ。カラマツの黄葉に日が射して黄金色に輝き始めた。山の斜光は時間差攻撃で次から次へと来る。足尾方面にも陽が射し始める。右奥遠くに富士山も見えていた。雪を被っていて真っ白だった。(クリックで拡大します)ショーはまだまだ続く。日光白根山を背にして虹が出た。こういうたまーにご褒美が出るから登山はやめられないんだよなぁ。(クリックで拡大します)つづく。http://aquaorange.blog.so-net.ne.jp/2009-10-16
奥日光
カズ
2009-10-11T19:41:04+09:00
夜中の登山は西黒尾根前半の樹林帯で鍛えているのでそれはいいのだけれど、秋のこの時期は怖いのはやはり冬眠前のクマとのばったり鉢合わせ。一昨年私は社山のお隣の黒檜岳でクマに遭遇しています(日光全体では5回ほど)。
特に中禅寺湖南岸はミズナラやブナなどのドングリをつける木が多いのと、湖畔なので明け方に野生動物が集まってくる。シカやキツネならいいけれど、クマだけは…。
日光と足尾はつながっているから広大な地域なので、谷川岳みたいに尾根筋をピンポイントで注意することができない。大きな空間を行く感じになるのでどこにいても不思議じゃないという怖い状況。
熊鈴3つ、携帯ラジオは最大ボリューム、ホイッスル、自ら大声を出す、などできることをやりながら進むしかなかった。ちょっと通らせてもらいますがどうか出てこないでねと。
だけど中禅寺湖の波の音で全てが掻き消されていた気がするので効果があったのかはよくわからない。
社山の稜線に出てももちろんまだ真っ暗で、樹林を抜けたら風が物凄い。
顔に冷たいものがあたるので何かなと思ったら雪、これは風花が白根から飛んできていたらしかった。どうりで寒いはずだ。
目的箇所に早く到着しすぎてしまったが寒くて寒くてどうしようもないので、防寒具は全部着て、風除けになりそうなところでツエルトを被って日の出を待っていた。だけど暗闇の中で待つと言う作業がまたえらい長く感じられ怖かった。
やっと夜が明けた。ショーの始まりだ。
徐々に明るくなってくると、今まで何も見えなかった周りの状況がだんだんわかってきた。
奥日光の秋だ。カラマツの黄葉に日が射して黄金色に輝き始めた。
山の斜光は時間差攻撃で次から次へと来る。
足尾方面にも陽が射し始める。
右奥遠くに富士山も見えていた。雪を被っていて真っ白だった。
(クリックで拡大します)
ショーはまだまだ続く。
日光白根山を背にして虹が出た。こういうたまーにご褒美が出るから登山はやめられないんだよなぁ。
(クリックで拡大します)
つづく。
http://aquaorange.blog.so-net.ne.jp/2009-10-16
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谷川+赤城
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-10-07
西黒尾根より背中の武尊山を振り返って眺める。雲海に頭だけ浮かんでいるのは日光白根山です。ぽっこり日光白根、癒された。。。天気予報はピーカンの予報だったのに。。。ガスガスだ。。朝早くの時はかろうじて遠くは見えていましたが、しかし谷川岳は雲の中でした。登れば登るほど雲の中に入っていく状況。山頂は紅葉も終盤。今年は紅葉の進みが速すぎます。予定狂いまくり。風も強いので山頂には行かずに肩ノ小屋でおにぎりを食べる。ちょうど一緒になった前橋高校の山岳部OBの方と『今年の紅葉は夏が涼しかったから駄目だねぇ』などのお話をして少し待ちました。肩ノ小屋は本当にきれいでいいですよね。営業小屋の雰囲気があるので登山者の皆さんはここを使っちゃいけないと思っているのか利用する人は少ない。外は大風が吹いているのだから休憩くらいは使うべきでしょうね。入り口入って右側は休憩に利用できます。あんな寒い稜線でご飯食べていたら低体温症になっちゃうよ。昔の肩ノ小屋の写真が飾ってありました。初代、二代目、今が三代目ですね。しかしまったくガスが取れそうにないのでトマノ耳に行ってから西黒尾根を下りようとしたら、目指せ谷川3000回の月夜野の森さんに会いました。おお~、2年ぶりですよー。http://aquaorange.blog.so-net.ne.jp/2007-11-03お話をすると、少し前に交通事故に巻き込まれてしまったそうで長く入院されていたそうです。相手の車がぶつかってきてなあ、意識不明になっちゃったんだけどなんとか生き延びたんだよーと仰っていました。元気になってまた谷川岳、まさに情熱でしょう。2009年10月4日で2722回登頂されています。3000まであと278?40代になって初めて登山したのが谷川岳、それで谷川の魅力に取り付かれてしまい近くに引っ越しまでして来てこの回数。現在お年は74か5だと思われます。週にどれくらい登るんですか?と野暮な質問をしてしまいました。「晴れなら登ることにしているんだけどね~」ということでした。まったく期待はずれのガスでここにいても意味がなさそうだったから西黒尾根を駆け下りて、地元の黒檜山(赤城)に登る事にしました。ああ、最初から赤城に行くべきだったよ。大沼覚満渕
風景
カズ
2009-10-04T22:09:20+09:00
西黒尾根より背中の武尊山を振り返って眺める。
雲海に頭だけ浮かんでいるのは日光白根山です。ぽっこり日光白根、癒された。。。
天気予報はピーカンの予報だったのに。。。ガスガスだ。。
朝早くの時はかろうじて遠くは見えていましたが、しかし谷川岳は雲の中でした。登れば登るほど雲の中に入っていく状況。
山頂は紅葉も終盤。今年は紅葉の進みが速すぎます。予定狂いまくり。
風も強いので山頂には行かずに肩ノ小屋でおにぎりを食べる。ちょうど一緒になった前橋高校の山岳部OBの方と『今年の紅葉は夏が涼しかったから駄目だねぇ』などのお話をして少し待ちました。
肩ノ小屋は本当にきれいでいいですよね。
営業小屋の雰囲気があるので登山者の皆さんはここを使っちゃいけないと思っているのか利用する人は少ない。
外は大風が吹いているのだから休憩くらいは使うべきでしょうね。入り口入って右側は休憩に利用できます。あんな寒い稜線でご飯食べていたら低体温症になっちゃうよ。
昔の肩ノ小屋の写真が飾ってありました。初代、二代目、今が三代目ですね。
しかしまったくガスが取れそうにないのでトマノ耳に行ってから西黒尾根を下りようとしたら、目指せ谷川3000回の月夜野の森さんに会いました。おお~、2年ぶりですよー。
http://aquaorange.blog.so-net.ne.jp/2007-11-03
お話をすると、少し前に交通事故に巻き込まれてしまったそうで長く入院されていたそうです。相手の車がぶつかってきてなあ、意識不明になっちゃったんだけどなんとか生き延びたんだよーと仰っていました。元気になってまた谷川岳、まさに情熱でしょう。
2009年10月4日で2722回登頂されています。3000まであと278?
40代になって初めて登山したのが谷川岳、それで谷川の魅力に取り付かれてしまい近くに引っ越しまでして来てこの回数。
現在お年は74か5だと思われます。
週にどれくらい登るんですか?と野暮な質問をしてしまいました。
「晴れなら登ることにしているんだけどね~」ということでした。
まったく期待はずれのガスでここにいても意味がなさそうだったから西黒尾根を駆け下りて、地元の黒檜山(赤城)に登る事にしました。ああ、最初から赤城に行くべきだったよ。
大沼
覚満渕
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秋色!苗場山
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-09-28
苗場山は非常に奥まったところにあり、街道からはその特異な山容を見ることができない。例えば谷川岳などに登って初めてその姿を登山者は見る。一度見たらもう忘れない山容をしています。自分の足で一度登った山が遠くに見えると嬉しいのは山好きなら誰でも思う感情でしょう。私がよく行く山域の山頂からは苗場山がとにかく目立つし、まず探してしまう山なのです。秋色に染まっているはずの苗場山を湯沢の祓川コースより目指した。かぐらスキー場の第2リフト町営駐車場からスタート。夜が明けると霧に光が入る。色鮮やかな紅葉が目に飛び込んできた。神楽ヶ峰(2029.6m)和田小屋から登って来る場合はまずはこの山を目標に。神楽ヶ峰(かぐら)を超えると突然目の前に現れた苗場山。ドドーン。でけー。でかいぜ苗場山。これはクリックして拡大してご覧ください。(6月初めの苗場山を平標山を下山途中に撮影。右が今いる神楽ヶ峰で、そこから左の苗場山の斜めの箇所を見ているのが上の上の写真。つまり右の山から左の山に登るところです。苗場って面白い形の山ですよねぇ。山頂はどこまで長いのだろう。)(クリックで拡大)これを登り詰めて山頂に出ると、その奥には広い広い湿原が広がっている。待ってろー。
秋の花
カズ
2009-09-27T22:27:29+09:00
苗場山は非常に奥まったところにあり、街道からはその特異な山容を見ることができない。例えば谷川岳などに登って初めてその姿を登山者は見る。一度見たらもう忘れない山容をしています。
自分の足で一度登った山が遠くに見えると嬉しいのは山好きなら誰でも思う感情でしょう。
私がよく行く山域の山頂からは苗場山がとにかく目立つし、まず探してしまう山なのです。
秋色に染まっているはずの苗場山を湯沢の祓川コースより目指した。
かぐらスキー場の第2リフト町営駐車場からスタート。
夜が明けると霧に光が入る。色鮮やかな紅葉が目に飛び込んできた。
神楽ヶ峰(2029.6m)
和田小屋から登って来る場合はまずはこの山を目標に。
神楽ヶ峰(かぐら)を超えると突然目の前に現れた苗場山。
ドドーン。でけー。
でかいぜ苗場山。これはクリックして拡大してご覧ください。
(6月初めの苗場山を平標山を下山途中に撮影。右が今いる神楽ヶ峰で、そこから左の苗場山の斜めの箇所を見ているのが上の上の写真。つまり右の山から左の山に登るところです。苗場って面白い形の山ですよねぇ。山頂はどこまで長いのだろう。)
(クリックで拡大)
これを登り詰めて山頂に出ると、その奥には広い広い湿原が広がっている。待ってろー。
雷清水という冷たくて美味しい水場から一旦ズンズン下って、それで苗場山に登り返します。急登です。
この登りだけでいいならそこまできつくはないけれど、ここに到達するまでにだいぶ足場の悪いところを歩いているので疲労が知らずに蓄積している。下った後に登るので思った以上にタフな山だ。
迫る苗場山が壁のようだ。
下りの後の登り返しなのでギアを替えてひと踏ん張りする。
秋は色の数が違う。
夏もいいけど秋もやっぱりいいのだ。ダケカンバの白い幹もいいアクセントになっている。
登って来たヤセ尾根を振り返る
空が大きくなると頂です。
最後の急登を登りきるといきなり広い。(拡大します)
なんじゃこりゃぁΣ( ̄□ ̄;)
と誰もが松田優作のジーパン刑事になってしまうほど面食らう広さです。
山頂がどこまでも続いている感じ。思わず笑っちゃう。
(クリックで拡大)
2000メートルを超える山の頂にこれだけ広い湿原が…
(クリックで拡大)
苗場の山頂に上がるまでが簡単ではないのでこの景色で疲れが一気に吹き飛び、スキップも出てしまうくらいに元気が回復してしまう。
雪解け後の新緑と花の季節はまさに天上の楽園とはこういうところになるのでしょう。秋は秋で草紅葉がとてもきれい。
このどこまでも広い湿原とそこに吹く風があまりにも爽やかなのだ。
一応山頂は遊仙閣(現在休業中の山小屋)の裏のここになるけれど、苗場の場合はそんなことどうでもいい。
秋は日暮れが早いからゆっくりもしていられないけれど、ここでできるだけ時間を過ごそうと思った。
散策したり木道に座ってボーっとしたり、寝転んで雲を眺めてみたり。
ここで食べるおにぎりが最高にうまいんだな。お湯を沸かしてパスタも作って食べます。
たまにすれ違う人たちもみんな笑顔で挨拶を交わす。ここにいる人はみんな苗場山から元気をもらっているんだな!
静けさからは程遠い尾瀬あたりとは違い、苗場山は一人ひとりに与えられている空が大きく、時間が緩やか。
なんつー場所なんだ。
本当は一泊したかったけれど、だけどそれはかなわない日曜日。そろそろ山を下りなきゃいけない。
下りも朝とはまた違う雰囲気の紅葉を味わい、目に焼き付けながらゆっくり山を下ります。
越後一の名山、苗場山
ドンピシャ紅葉で大満足でしたが日焼けして顔が真っ黒。山頂でのんびりしすぎたな!
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蓬峠 その2
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-09-25
武能岳は霧に煙る…右手に清水峠が見えてきた。だいぶ高度を上げてきた証拠だ。ちなみに鉄塔の後ろに見える大きな三角屋根はJR所有のものなので一般登山者は立ち入りが出来ません。右にある小さい建物が登山者用で白崩避難小屋です。馬蹄形縦走する時に一泊する場合は清水峠のそこか、蓬峠の蓬ヒュッテになります。この沢の水が本当に美味しかった。武能岳から流れている沢がいくつかありますがこのコースは水場が多くて(沢沿いですからね)、これは昔の旅人は夏は特に重宝した事でしょう。このコースなら水を持たずに旅が出来る感じです。ちょうどこの辺から森林限界だと思います。一面の笹の原になります。チョウジギク(丁子菊)水の近くにはトリカブトやダイモンジソウやオヤマリンドウが咲いていましたがチョウジギクに会えるとは思いませんでした。道は笹が刈ってあって本当にありがたかったです。夏はおそらく笹で足元が見えないと思います。植生保護の関係で笹を刈るのは夏が終わった後になるようです。刈ってくれた方に感謝ですね。間違いなく重労働だと思う。遠くの景色を撮りたいところですがガスで遠望が利きませんでした。空が大きくなってくるとまもなく蓬峠蓬峠左から登ってきました。右の道を行くと武能岳、茂倉岳、谷川岳方面。後ろに向かうと蓬ヒュッテ(営業小屋)、土樽、清水峠方面。蓬ヒュッテ蓬ヒュッテとテント場こういう広いところで霧に巻かれるのは本当に嫌なものですが、明るい色の蓬ヒュッテはよく目立つ頼もしい存在。中を覗いたらまだ早いので誰もいませんでしたね。しかし連休中、馬蹄形をやっている人たちがそのうち集まってくるのでしょう。少し休んでいると土樽から大きな荷物を背負った管理人さんが登ってきました。あの大きな荷物を軽々とすごいです。私は明日も休みだし泊まろうかなと一瞬思いましたがゆっくりと土樽に下山を開始。下山蓬新道も笹がちゃんと刈ってあり歩きやすかったです。関越道の土樽パーキングエリアが見えた。とりあえずあそこまで下ればいいという目標が見えるだけでもだいぶ楽。下りの途中でこれから登ってくる登山者6,7人に会いました。みなさん蓬ヒュッテ泊まりのようでした。少し行くと樹林帯に入り黙々と下るだけになります。あー、やっと山から降りた。いくつか沢を渡りましたが雨が降った後などはこういう狭いところでは増水に要注意だなと思いました。夏の夕立後は鉄砲水がやばいですね。流されたら終わりだと思う。アスファ..
谷川岳
カズ
2009-09-19T22:06:10+09:00
武能岳は霧に煙る…
右手に清水峠が見えてきた。だいぶ高度を上げてきた証拠だ。
ちなみに鉄塔の後ろに見える大きな三角屋根はJR所有のものなので一般登山者は立ち入りが出来ません。右にある小さい建物が登山者用で白崩避難小屋です。馬蹄形縦走する時に一泊する場合は清水峠のそこか、蓬峠の蓬ヒュッテになります。
この沢の水が本当に美味しかった。
武能岳から流れている沢がいくつかありますがこのコースは水場が多くて(沢沿いですからね)、これは昔の旅人は夏は特に重宝した事でしょう。このコースなら水を持たずに旅が出来る感じです。
ちょうどこの辺から森林限界だと思います。一面の笹の原になります。
チョウジギク(丁子菊)
水の近くにはトリカブトやダイモンジソウやオヤマリンドウが咲いていましたがチョウジギクに会えるとは思いませんでした。
道は笹が刈ってあって本当にありがたかったです。夏はおそらく笹で足元が見えないと思います。植生保護の関係で笹を刈るのは夏が終わった後になるようです。刈ってくれた方に感謝ですね。間違いなく重労働だと思う。
遠くの景色を撮りたいところですがガスで遠望が利きませんでした。
空が大きくなってくるとまもなく蓬峠
蓬峠
左から登ってきました。右の道を行くと武能岳、茂倉岳、谷川岳方面。
後ろに向かうと蓬ヒュッテ(営業小屋)、土樽、清水峠方面。
蓬ヒュッテ
蓬ヒュッテとテント場
こういう広いところで霧に巻かれるのは本当に嫌なものですが、明るい色の蓬ヒュッテはよく目立つ頼もしい存在。
中を覗いたらまだ早いので誰もいませんでしたね。しかし連休中、馬蹄形をやっている人たちがそのうち集まってくるのでしょう。
少し休んでいると土樽から大きな荷物を背負った管理人さんが登ってきました。あの大きな荷物を軽々とすごいです。
私は明日も休みだし泊まろうかなと一瞬思いましたがゆっくりと土樽に下山を開始。
下山
蓬新道も笹がちゃんと刈ってあり歩きやすかったです。
関越道の土樽パーキングエリアが見えた。とりあえずあそこまで下ればいいという目標が見えるだけでもだいぶ楽。
下りの途中でこれから登ってくる登山者6,7人に会いました。みなさん蓬ヒュッテ泊まりのようでした。
少し行くと樹林帯に入り黙々と下るだけになります。
あー、やっと山から降りた。
いくつか沢を渡りましたが雨が降った後などはこういう狭いところでは増水に要注意だなと思いました。夏の夕立後は鉄砲水がやばいですね。流されたら終わりだと思う。
アスファルトになっていよいよ終わりが近づきます。
途中で帰りが一緒になった方を見送る。地元新潟の方で茂倉新道から登り蓬新道で下山をしてきたそうです。
右の建物は土樽パーキングエリア。
私はまだ土樽駅まで歩きます。
JR上越線をくぐります。これがかの有名な「雪国」のトンネルの出口のところです。
やっと駅が見えてきました。
土樽は無人駅。
電車の本数がないので数時間待ちましたがさすがに土樽。
鉄道ファンの人が結構現れたので話をしたりして飽きませんでした(笑)。
上り、谷川岳/土合駅方面
15時21分発、これに乗り遅れると3時間後になります。
そういえば電車に乗ること自体が数年ぶりだったなあ。
清水トンネルをくぐって10分で土合駅に戻りました。とても楽しい半日ハイキングでした。
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上越国境「蓬峠」超え その1
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-09-21
忙しくてなかなか出かけられなかったのですが連休に入り久しぶりに谷川岳に出かけた。蓬峠(よもぎとうげ)。西黒尾根より眺めた蓬峠(この写真だけは当日とは別の日の撮影です)谷川連峰はまさに壁。超えないと向こうに行けない。谷川超えでいくつかある峠の一つです。蓬峠~七ツ小屋山~清水峠~~笠ヶ岳、朝日岳、白毛門(クリックで拡大します)我が家のルーツは新潟。新潟に行くには谷川連峰を越えなければならない。現代人はクルマや電車であっという間ですが、昔の人は自らの足でここを越えたのです。歩いてみればよくわかりますが、この峠超えだけでも命を落とした人は少なくないはず。晴れているならまだいいけれど、荒れだしたらとんでもないでしょう。6月初旬に一度計画しましたが、サル軍団と悪天と残雪で白樺避難小屋のちょっと先で撤退したのでした。そしてやっと9月末になりチャンスがあったので出かけた。http://aquaorange.blog.so-net.ne.jp/2009-06-096月の記事距離にして約20キロの長丁場でもあり、歴史のある峠を越えて(登山です)、それで新潟に下りるというのはハイキングとしてはちょっと長いけれど楽しい。帰りは土樽駅発の15時22分の電車に乗って土合駅に再び戻るというオーソドックスなルートです。クリックで拡大します。(行きは青い線で徒歩)土合駅(標高670m)~マチガ沢~一ノ倉沢~幽ノ沢~JR巡視小屋~芝倉沢~武能沢~白樺避難小屋~蓬峠(標高1529m)~蓬ヒュッテ~土樽駅(帰りは緑の線で電車)JR上越線 土樽駅~土合駅川端康成の「雪国」で有名な『国境の長いトンネルを抜けると・・・』の舞台はここである。岩壁巡りをしながらまずは旧道を行く。一ノ倉沢が見えてきた。あいかわらず圧倒的だ。連休中で道路が規制されていたのでとても静かな散策になった。霧で上部は見えていなかった。すでに山頂部は紅葉していたそうですね。こちらは標高が低いので色づくのは10月です。ずっと見ていたいけれど先が長いので歩かなきゃいけない。明治新政府の御世になり新潟超えのこの国道が整備され、完成時には山県有朋なども参列して盛大な式典が催されたそうです。馬車も通れるほどの広さの道路になっていますが、しかしここは距離があり雪深く劣悪な環境、様々な好条件があわないと超えられない感じだったのではないでしょうか?だからあっという間にこの国道は廃れてしまいます。幽ノ沢から少..
谷川岳
カズ
2009-09-19T17:22:55+09:00
蓬峠(よもぎとうげ)。
西黒尾根より眺めた蓬峠(この写真だけは当日とは別の日の撮影です)
谷川連峰はまさに壁。超えないと向こうに行けない。谷川超えでいくつかある峠の一つです。
蓬峠~七ツ小屋山~清水峠~~笠ヶ岳、朝日岳、白毛門
(クリックで拡大します)
我が家のルーツは新潟。
新潟に行くには谷川連峰を越えなければならない。現代人はクルマや電車であっという間ですが、昔の人は自らの足でここを越えたのです。歩いてみればよくわかりますが、この峠超えだけでも命を落とした人は少なくないはず。晴れているならまだいいけれど、荒れだしたらとんでもないでしょう。
6月初旬に一度計画しましたが、サル軍団と悪天と残雪で白樺避難小屋のちょっと先で撤退したのでした。
そしてやっと9月末になりチャンスがあったので出かけた。
http://aquaorange.blog.so-net.ne.jp/2009-06-09
6月の記事
距離にして約20キロの長丁場でもあり、歴史のある峠を越えて(登山です)、それで新潟に下りるというのはハイキングとしてはちょっと長いけれど楽しい。
帰りは土樽駅発の15時22分の電車に乗って土合駅に再び戻るというオーソドックスなルートです。
クリックで拡大します。
(行きは青い線で徒歩)土合駅(標高670m)~マチガ沢~一ノ倉沢~幽ノ沢~JR巡視小屋~芝倉沢~武能沢~白樺避難小屋~蓬峠(標高1529m)~蓬ヒュッテ~土樽駅
(帰りは緑の線で電車)JR上越線 土樽駅~土合駅
川端康成の「雪国」で有名な『国境の長いトンネルを抜けると・・・』の舞台はここである。
岩壁巡りをしながらまずは旧道を行く。
一ノ倉沢が見えてきた。あいかわらず圧倒的だ。連休中で道路が規制されていたのでとても静かな散策になった。
霧で上部は見えていなかった。
すでに山頂部は紅葉していたそうですね。こちらは標高が低いので色づくのは10月です。
ずっと見ていたいけれど先が長いので歩かなきゃいけない。
明治新政府の御世になり新潟超えのこの国道が整備され、完成時には山県有朋なども参列して盛大な式典が催されたそうです。
馬車も通れるほどの広さの道路になっていますが、しかしここは距離があり雪深く劣悪な環境、様々な好条件があわないと超えられない感じだったのではないでしょうか?
だからあっという間にこの国道は廃れてしまいます。
幽ノ沢から少し歩いた後に新道に下りました。
芝倉沢出合にJRの巡視小屋があります。谷川岳の下を鉄道のトンネル(清水トンネル)が走っているので電気を供給するための何らかの施設みたいですね。山には大きな送電線の塔がいくつも建っています。
芝倉沢出合
土合からここまで5.5キロ、ここから湯檜曽川沿いを行き武能沢を越えると蓬峠まで本格的な登りになる。
芝倉沢より堅炭尾根。
湯檜曽川
途中でガレ場のトラバースもありますが、ここは6月のときは残雪がありました。
しばらくはこういう感じのところを行きます。
湯檜曽川から正面に見えるあの奥の尾根を越えなきゃいけない。やっぱり遠いなあ。
時期的に花はほとんど終わりだし紅葉にはまだ早く、しかもガスで視界が悪くてモチベーションもさほど上がらないまま。
武能沢を越えて山道になります。本格的な登りですが単調な九十九折りが続きます。
ブナの森を進んでいく。武能岳のブノウとはブナが訛ったものだそう。
しばらく登ると大きな送電線の鉄塔に出くわす。そこにウメバチソウの群落が。
そういえば6月初めに来たときはアカモノやムラサキヤシオが咲いていたっけなあ。
後ろを振り返ると谷川岳の岩壁群が静かにそこにあった。
白樺避難小屋
蓬峠と清水峠を分ける分岐
蓬峠に向かう
目の前に大きな武能岳
つづく
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社山 (しゃざん)
https://aquaorange.blog.ss-blog.jp/2009-08-24
社山(しゃざん)は明るく展望抜群の実にいい山で、ハイキングの延長としては最高の山だと思います。日光のイタリア半島こと八丁出島。イタリア半島と私が勝手に言っているだけですけど。男体山と中禅寺湖のパノラマ(クリックで拡大します)右奥は半月山
奥日光
カズ
2009-08-16T07:09:53+09:00
社山(しゃざん)は明るく展望抜群の実にいい山で、ハイキングの延長としては最高の山だと思います。
日光のイタリア半島こと八丁出島。イタリア半島と私が勝手に言っているだけですけど。
男体山と中禅寺湖のパノラマ
(クリックで拡大します)
右奥は半月山
中央にあるのが太郎山
菖蒲ヶ浜と竜頭の滝。奥に広がっているのが戦場ヶ原。
赤い屋根が元の日光プリンスホテル、左の稜線は高山です。
標高1826.6mというのは奥日光の山の中では低い部類ですが、社山に登ると山は標高じゃないなぁとつくづく思う。
低いと言っても赤城の主峰・黒檜山(1827.6m)から1m低いだけですけどね。
お天気に恵まれてとても楽しい夏休みでした。
(これだけは今年の1月の写真です)
社山というのは中禅寺湖の歌ヶ浜から南岸を見るとあの尖がったかっこいい山です。
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