松ノ木沢ノ頭（白毛門）から谷川岳 その３ [谷川岳]
目の前に圧巻の大展望が広がる。谷川岳東面の大岩壁群（左からマチガ沢、一の倉沢、幽の沢、芝倉沢）を一度に全部見ることができます。
なんと言っても中央に一ノ倉沢の垂直に切り立つ絶壁。一ノ倉沢出合から見上げると三面鏡のような巨大な壁に覆いかぶされているようで圧迫感と陰鬱さしか無いですが、ここまで登って来るとその一ノ倉でさえ怖い印象はなくなり、ただただ荘厳さと神々しさ、気品を感じました。雪の谷川岳を見ながらコーヒーを飲む。さすがに美味いな。
春先にここで谷川を見ていると、物凄い雪崩を見ることがあります。音も無く雪が真下に落下して大轟音（雪庇崩落）。ただ、ボケーッと見ていると自分が雪崩に巻き込まれる可能性もありますが。
この2，3日の降雪で谷川岳山頂周辺はこのまま行けばあっさり積雪1メートルに届きそうな勢いです（天神平でさえすでに40センチ）。登山道はもう見えません。谷川は舐めると本当にやばい事が起こる。
谷川連峰東面全体図。西黒尾根の向こう側が天神尾根、谷川連峰南面です。 あ、芝倉沢の字を間違ったな俺。
一ノ倉沢 衝立岩正面壁
そういえば雪崩じゃないけれど、こういう見晴らしのいいところで休憩するときに雪の上にザック（リュックサック）を簡単に置いちゃいますよね。景色ばっかりに気持ちが行っちゃうので。そうしたら突風が吹いてザックを飛ばしてそのまんま雪の上を滑って谷底に消えていったなんてこともたまに聞くなぁ。自分が谷底に落ちるのよりはマシだけど、でも後のことを考えたら自分が落ちたのと変わらないような。。防寒具も登山用具も財布も車の鍵も、とにかく自分を守る「武器、防具」がここで消えたら大変なことになりますから気をつけましょうね。人間て「うっかり」があるから。
凄いですね『山渓』でも見ているような画像です。
さぞさぞ、美味しいコーヒーだったでしょう！
by (2007-11-23 10:27)
うっかり八兵衛Σ(＝д＝ﾉ)ﾉ ｱｩｰﾝ!!
この景色が現れたら荷物なんか気にしないだろうなたしかに。
それにしてもこの景色を独り占めなのか～！
さっそくウォーキングで鍛えるとしよう。
by 彩 (2007-11-23 10:46)
カズさんも「うっかり」のないようにしてくださいね。
by (2007-11-23 11:02)
スイスでも雪のアイガー北壁の所に立った時、想像を絶する素晴らしさでしたが、谷川岳も負けては居ませんね。「うっかり」もあるけど今流行の「想定外」もありますから注意してくださいね。
by お散歩爺 (2007-11-23 19:24)
あ〜〜確かに、転がっていたら一大事ですね〜(^^;;
ま、私はお山には登れないので、心配する必要ないかも〜！
カズさんは、気をつけて下さいね♪
by achami (2007-11-23 20:58)
こんばんは＾＾
素晴らしい眺めですね〜♪
今回は恐怖感は感じませんでした。
素敵なお写真に見とれてしまいました☆彡
谷川岳の時は主人と一緒に拝見しています。
「懐かしいなあ〜」と言っています。
衝立岩と言えば悲劇がありましたね。
カズさんも充分気を付けて下さいね。
by いろは (2007-11-23 21:49)
風の通り道ならなおさら、気をつけないといけませんね～。
しかし谷川岳、山塊が大きいですね。
見たいとは思うけど・・・向かいの山も相当積もってるじゃないですか(>_<)
ザックがなくなっては命取りですから、気をつけたいですね。
カズさんもお気をつけて！
by えらん (2007-11-23 23:17)
ダイナミックな写真ですね！！そこで飲んだコーヒーの味は格別だったでしょうね～。そして写真に解説書き込めるなんていう技にもびっくりです☆とてもわかりやすくていいですね～。つい最近？トマの耳山頂で写真を撮ったことが嘘のようです。くれぐれも気をつけて楽しい山登りを☆
by emity (2007-11-24 01:11)
こんばんはーっ！＾＾
谷川連峰か～カッコイイなぁ（なんて軽い言葉でした？）
山ではちょっとの油断も命取りなんですね、ザックが風で飛ばされるなんて考えないですもんね。
ここ２，３日の寒さで谷川岳ももはや白銀の世界なんでしょうね＾＾。
by ぐりこママ (2007-11-24 21:02)
☆こぎんさん
実物見てください。こんな下手な写真どころじゃないです。
山登りは登る時間がかかっちゃうのでだんだん日が高くなると写真が難しくなりますね。
☆彩さん
歩きはじめたんですか！
作戦成功(='m')くすくすっ♪
でも損はないと思う。
☆hitoさん
ありがとうございます～！気をつけますね！
☆旅爺さん
本当に地球を旅されているのですね。すごいなあ。
アルプスに規模はかなわないけれど、こんな近くにあるので嬉しい限りです！
☆achamiさん
体育会なんだから歩かないとー！
by カズ (2007-11-24 21:54)
☆いろはさん
こんばんは！
ここは本当に景色が抜群で晴れているのなら何時間でもここにいたい気分でした。しかも登ってきたのが2人だけでとても静か、これぞ山でしょうというところを堪能することができました。
私は尾根登りが中心ですから岩壁登りはしませんので（できません）、「懐かしい」とおっしゃるご主人様が凄いとしか思えないです（^^;
☆えらんさん
谷川連峰はこれでもほんの一部です。北にも西にも遥か遠くまで伸びています。なんと言ってもかつては三国峠と清水峠しか国境は越えられなかったところですし…。
写真なんかじゃなく実物をぜひ見ていただきたいですよ。
(￣0￣)ｽｹﾞｰｰ!!っていうのは間違いなし！
☆emityさん
トマノ耳に登った感動って凄いですからね～。私もまだその時の衝撃というか感動は忘れないですもん。誇りに思っていいことですよ！あの感激は登った人しかわからない～♪いやホントそう。
そしてたぶんいつかまた登りたくなると思いますよ（笑）。
☆ぐりこママさん
こんばんはっ！
カッコいいでしょう～！全然軽くないですよ。最高の表現です！
ここ数日で雪が相当降ったみたいですよね。あのへんは群馬ですけど、新潟の日本海側の気候ですから日本有数の豪雪地帯になります。
雪山の美しさは感動的ですね♪
by カズ (2007-11-24 22:31)
☆xmlさん、takagakさん、e-g-gさん
nice!どうもありがとうございます。
by カズ (2007-11-24 22:32)
今朝の新聞では、十勝岳連邦・上ホロカメットク山の雪崩で遭難したことを伝えていました。
あらためて、雪山の恐ろしさを痛感させられます。
以前、天神平にスキーで出かけたときに山岳パーティーがラッセル訓練をされていました。
真剣な顔して何回も斜面を登り下りしている方々を見て、同行者のひとりがこんなところで何やってるんだなんて言ったので、私の提案でラッセルをすることにしたのです。
当然、スキーは上手くても勝手の違う雪の中でもがき苦しむことになって大変さを身に染みてもらいました。
ひざ上ぐらいのラッセルは、そうとう堪えますからね！
ザックが飛ばされちゃうのも大変ですが、テント飛ばされちゃうともっと大変です～♪
by sara-papa (2007-11-24 23:34)
＿(・・)／◇ホイ
＿(・・)／◆サッ
そうなの。
女っぷりを上げるためという遠大な目標はとってもつかれるので、
いい景色を見に行くため歩くの。写真も楽しそう。
あー、わたし いつのまにか教育されてる？ﾍ(･_･ﾍ)ｴﾍﾍ
ジャージも最近かわいいのあるので驚いちゃった。
by 彩 (2007-11-25 09:18)
☆sara-papaさん
雪山怖いですね。。
雪崩にやられるって、あれは車がぶつかってくるくらいな衝撃だそうです。もし巻き込まれた場合はとにかくもがく事だそうですが。。。しかしその前に脳震盪で意識を失っていることも多いためにそれもなかなか。。
白毛門は人が入らないですからこれからは厳しいラッセルを強いられますよ～。もう雪は胸元くらいまできちゃっているんじゃないでしょうか。
☆彩さん
一応教員免許持ってますからね～。
いい景色をみたいというのはモチベーションにはなりますよね。
なんでも小さいところからクリアしていくことだと思いますよ。ちょっとトレーニングすると結構すぐに体力ってついちゃいますよ。
by カズ (2007-11-25 22:10)