至仏山その3 [尾瀬]
左が至仏山の山頂、右が燧ヶ岳、その下は尾瀬ヶ原。中央奥が会津駒ヶ岳。
蛇紋岩という金属成分を多く含む山なので、それに適応している植物以外は生えません。なので他の山に比べても森林限界が低く、少し登ると樹林帯が比較的早く終わります。やっぱり展望が利く山はいいですねぇ。
こういう稜線を歩くのが大好きなのだ。この低木が紅葉したら鮮やかなカーペットみたい。
山頂は混んでいました。夏休みの尾瀬なのでこれは仕方が無いですね~。
おにぎりを食べていたらお隣のお母さんグループに夏蜜柑をいただきました♪
ホソバノキソチドリ
チングルマは花が落ちて果穂になっています。
タカネナデシコはたくさん咲いていましたね。
黄色はシナノキンバイ
ジョウシュウアズマギクの残り花
オヤマ沢田代
鳩待峠から登ってくると山の中腹にこのような湿原が広がっています。
ホソバツケクサ
ウメバチソウは初秋を代表する花ですね
タカネトウウチソウ(高嶺唐打草)
ホソバコゴメグサ(細葉小米草)は半寄生植物です。
他の植物から栄養をもらいながら自分でも光合成をする珍しい形態。谷川岳にも咲きます。
最近山バッジを買うようになってしまった。それぞれ代表的な花が載っていることが多いですが尾瀬はやっぱり水芭蕉なんですね。日光白根山ならシラネアオイ、谷川岳ならエーデルワイス、那須ならリンドウとか。
尾瀬ヶ原はたくさんの池塘(湿原の沼というか池というか水たまりというか)が点在していてとてもきれいです。秋はここから湿原の草紅葉が見られると思います。
至仏山から日本海 その2 [尾瀬]
小至仏山のピークから一旦下って至仏山方面に向かう
天気に恵まれ、西側に越後三山(八海山/ 中ノ岳/ 越後駒ヶ岳 )、谷川連峰、そして日本海を見ることができました。気候が不安定な地域だけにこれはたぶん珍しいはず。特に湿度の高い夏では。
高校のときに仙ノ倉山から、秋の快晴の日に一度だけ海を見たことがあります。しかしもっと遠い尾瀬から見られるとは驚きでした。
真ん中に巻機山
左が谷川岳、右が朝日岳、中央奥が苗場山
谷川岳東面岩壁群はすぐお隣の印象。 雪渓はマチガ沢、中央が一の倉沢、手前の山が白毛門ですね。
オゼソウ(尾瀬草)
シブツアサツキ(至仏浅葱)
東を向けば日光連山から足尾の山並みが続く。真ん中の一番高いのが日光白根山。
後ろ(南)を振り返ると中央に武尊山(ほたか)、左奥に赤城山の勇姿。
尾瀬 至仏山(2228m) 盛夏から晩夏へ その1 [尾瀬]
♪夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 遠い空~
遠くないのに行くタイミングがいつもない尾瀬至仏山に1年ぶりに登りに行きました。山の上はもう秋の雰囲気すら感じられるようになっていました。そうです、暦の上ではすでに秋か。
尾瀬は燧ケ岳(ひうちがたけ)と至仏山(しぶつさん)という名峰に囲まれています。
至仏山から朝靄に煙る燧ケ岳(2356m/ 東北地方以北の最高峰)を眺望
山登りと尾瀬を一緒に楽しめるのが至仏山になります。至仏は「花の名山」と言われますが、さらに360度の展望が利きパノラマを楽しめるとてもいい山です。女性が多いのも納得ですね。
尾瀬の夜明け。
ゴゼンタチバナがまだ咲いていました。
キンコウカは花盛り
お馴染みのホソバヒナウスユキソウ
至仏山は蛇紋岩という谷川岳と同じ性質を持ち、植生も大変似ています。
今はヒメシャジンがたくさん咲いています。うつむいた紫の釣鐘の花が風に揺れてとても可愛らしい♪
至仏山山頂から尾瀬ヶ原を望む。白い線は湿原に敷かれた木道です。
やっぱり尾瀬は広いや。
つづく
遠くないのに行くタイミングがいつもない尾瀬至仏山に1年ぶりに登りに行きました。山の上はもう秋の雰囲気すら感じられるようになっていました。そうです、暦の上ではすでに秋か。
尾瀬は燧ケ岳(ひうちがたけ)と至仏山(しぶつさん)という名峰に囲まれています。
至仏山から朝靄に煙る燧ケ岳(2356m/ 東北地方以北の最高峰)を眺望
山登りと尾瀬を一緒に楽しめるのが至仏山になります。至仏は「花の名山」と言われますが、さらに360度の展望が利きパノラマを楽しめるとてもいい山です。女性が多いのも納得ですね。
尾瀬の夜明け。
ゴゼンタチバナがまだ咲いていました。
キンコウカは花盛り
お馴染みのホソバヒナウスユキソウ
至仏山は蛇紋岩という谷川岳と同じ性質を持ち、植生も大変似ています。
今はヒメシャジンがたくさん咲いています。うつむいた紫の釣鐘の花が風に揺れてとても可愛らしい♪
至仏山山頂から尾瀬ヶ原を望む。白い線は湿原に敷かれた木道です。
やっぱり尾瀬は広いや。
つづく